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セキュリティ形式がデータ アクセスに与える影響
すべてのqtreeおよび
FlexVol
ボリュームには、NTFS、UNIX、またはmixedのセキュリティ形式が設定されています。 この設定により、ファイルでWindows NTセキュリティが使用されるか、UNIX(NFS)セキュリティが使用されるかが決まります。 セキュリティ形式の設定方法は、ご使用のストレージ システムでライセンスが有効なプロトコルによって異なります。
セキュリティ形式はボリュームに適用できますが、ボリューム属性としては表示されません。また、ボリュームとqtreeのどちらについても、セキュリティ形式の管理には
qtree
コマンドを使用します。 ボリュームのセキュリティ形式は、そのボリューム内で、どのqtreeにも含まれていないファイルおよびディレクトリのみに適用されます。 ボリュームのセキュリティ形式は、ボリューム内のqtreeのセキュリティ形式には影響しません。
次の表に、3つのセキュリティ形式と、それらを変更したときの影響を示します。
セキュリティ形式
説明
形式変更の影響
NTFS
CIFSクライアントの場合、セキュリティはWindows NTFS Access Control List(ACL;アクセス制御リスト)によって処理されます。
NFSクライアントの場合、NFS User ID(UID;ユーザID)がWindows Security Identifier(SID;セキュリティID)とその関連グループにマッピングされます。 これらのマッピングされたクレデンシャルを使用して、NTFS ACLに基づいてファイルのアクセス方法が決定されます。
注:
NTFSセキュリティを使用するには、ストレージ システムでCIFSのライセンスが有効になっている必要があります。 NFSクライアントを使用する場合、NTFSセキュリティ形式のqtree上で、ファイルまたはディレクトリのアクセス権を変更することはできません。
mixedセキュリティのqtreeから変更操作を行った場合、Windows NTアクセス権を保有していたファイルに対するファイル アクセスは、Windows NTのアクセス権によって決定されます。 その他の場合には、変更前に作成されたファイルに対するファイル アクセスは、UNIX形式(NFS)のアクセス権ビットによって決定されます。
UNIX
ファイルおよびディレクトリにはUNIXのアクセス権が設定されています。
ストレージ システムは、以前に設定されたWindows NTのアクセス権をすべて無視し、UNIXのアクセス権を排他的に使用します。
Mixed
NTFSセキュリティとUNIXセキュリティの両方が許可されます。つまり、ファイルまたはディレクトリに、Windows NTアクセス権またはUNIXアクセス権を設定できます。
ファイルのデフォルトのセキュリティ形式は、そのファイルのアクセス権設定で最後に使用された形式です。
ファイルのNTFSアクセス権が変更された場合、ストレージ システムはそのファイルのUNIXアクセス権を再設定します。
ファイルのUNIXアクセス権または所有権が変更された場合、ストレージ システムはそのファイルのNTFSアクセス権をすべて削除します。
注:
NTFS qtreeを作成するか、qtreeをNTFSに変更すると、すべてのWindowsユーザにqreeへのフル アクセス権がデフォルトで与えられます。 一部のユーザに対してqtreeへのアクセスを制限する場合、アクセス権を変更する必要があります。 ファイルにNTFSファイル セキュリティを設定しない場合、UNIXアクセス権が適用されます。
ファイル アクセスとアクセス権の詳細については、
『clustered Data ONTAP File Access and Protocols Management Guide』
を参照してください。
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